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リアルに。

現在の職場に、いつも色々と学びを与えて下さる方がいます。
実は高校時代の恩師で当時は
とにかく恐れていたんですが(笑)
その方が、今日、ある日の日経新聞のコラム(春秋)を
紹介して下さいました。
以下、その内容です。
私の文章はつたなく味気ないけども、
春秋は文句なしでおもしろいので
ここだけでも読んでみて下さい!coldsweats01

▼虎の勇猛な姿はよく知っているつもりでも、いざペンをとって絵を描いてみると、どこか猫っぽくなってしまう。瞳がつぶらすぎるのか、口元がかわいすぎるのか。届いた年賀状の作品を見比べて、思わずニヤリとした方もいるだろう。

▼でも、笑ってはいけない。虎を虎らしく描くのはプロでも難しい。江戸中期の名絵師、円山応挙も苦心した。香川県の金刀比羅宮が所蔵する「遊虎図」の8頭は、圧倒的な色彩と大きさで見る者に迫るが、しぐさと表情は微妙に「猫」である。この時代の画家の手による虎の絵は、どれも人なつっこくて愛らしい。

▼それもそのはず。日本には本物の虎がいなかったからだ。江戸初期に南蛮貿易が途絶えると、東南アジアから輸入して見せ物小屋に出ていた虎も姿を消した。写実主義を信条とする画家たちは、見たことがない猛獣を想像力で描かなければならなかった。仕方がないので、虎の毛皮と飼い猫をモデルにしたらしい。

▼そもそも虎はネコ科の動物。あやふやな印象や知識に頼ると、虎は簡単に猫に化ける。重要文化財の名画にも年賀状の素朴な絵にも、柔らかくて頼りなげな猫の面影が混ざり込む。さて寅(とら)年の2010年はどうだろう。日本経済を虎のように力強くする道を描くには、まず現実を正確に観察することから始めたい。


すげーなぁ。

干支→年賀状→挿絵→円山応挙
 → 名絵師をしても描くのが難しい!
  → その理由①南蛮貿易の廃止
   → ②実物を見ることができない
    → あやふやな印象・知識は虎を猫にする
     → 現実を観察すべし!

干支の話からどうしてこんな風に展開できるのか…
すげーなぁ。(二度目)

私はこのコラムを読み終わった時に、
「ポジティブでもなくネガティブでもなく、リアルに。」
という言葉をふっと思い出した。

若干コラムの主張とはずれるかもしれないけれど、
現実を見るってことでは変わりないはず(笑)
あやふやな印象・知識は本来あるべき姿を
別のものにしてしまう。
メンタルも同じ。ポジティブ過ぎてもネガティブ過ぎても
今目の前にある本当の姿を見ることができなくなっちゃう。
自分の内面を過剰に反映した「現実」を見て動くことは
冷静な判断を鈍らせるよね。

仕事が始まって、久しぶりに多くの人の目を意識したら
なんだかネガティブな感情に包まれてしまった今日。
彼らの不機嫌さは私のせいではないかもしれないのに。
(というか、私の作ったテストのせいでも
それは君たち、勉強してくれよ…)

ネガティブ感情に押されて、
本来私がすべき指導を見失わないように
リアルを見つめて授業をしていきたいと感じた一日でした。

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